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  • 株式会社エトレクルールデザインオフィス

補助金を利用する場合確かめること



補助金を使った事業再構築で関わった時、

補助金利用者、つまり経営者や事業オーナー様に

時々見受けられる事があります。

補助金の申請は自分でできるものもあれば

ベンダーといって申請を代行する業者様に

委託して申請する補助金があります。

今回は前者ではなく後者を経由する場合、

いつも気になる事があったことについて

お話します。





申請内容は把握していますか?


先ほど申し上げました通り、

補助金の申請には自分でできるものもあれば

ベンダーといって申請を代行する業者様に

委託して申請する補助金があります。

自分で申請可能なものでも忙しくて時間を有効に

使いたい方は報酬を払ってベンダーに依頼する

ケースもあると思います。

代行業者にはその手段としてのサービス提供を通じ

申請代行をする業者と、

マーケーターやコンサルタントのように

ビジネス構築やスキーム形成関わる人物や事業所が

申請代行を行う場合があります。


補助金が適切でスムーズに採用されるためには

情報を持った申請業者に任せる事は

事業スピードを上げるのには大変有効です。

新しいビジネス形態、国策に沿った

ビジネス形態にする場合、例えばIT導入や

事業再構築等がありますが

一方でお客様から申請中や申請直後に頂く案件で

事業オーナ様本人が申請内容とスキームを

把握していないケースがありました。




申請が目的ではなく事業目的をよく考える


日頃事業展開を考える上で、資金とタイミングは

密接した関係にあります。

新しい補助金が出たらすぐ動き事業スピードを

機会を逃さず加速させたいですよね。


高確率で国の予算枠が埋まる前に

申請を通したいと誰もが思うことですが、

補助金は有効に使ってこそ生かされます。

新しく展開したい事業目的を明確にする事が

順番として優先されなければなりませんが

補助金利用が目的となっているケースもあるようです。


弊社はデザインを起こす前に企画を行います。

デザインでのコンサルタントという形態をとりますが

デザインコンセプトの前に事業コンセプトを明確にします。


ここで言う事業コンセプトとは

会社の企業理念から戦略の一部として落とし込まれ

特定の事業として展開される案件ですが

出店や改装にしてもその事業目的や事情があります。


ご依頼主様とお話していて思うことは

頭ではビジョンがあるものの

なかなか具体的で明確になっていない事に気づきます。


そこで起こるのが、補助金の申請内容と

事業オーナー様の意向や事業プランが一致しない事です。


ここで言う一致しないというのは

事業オーナー様と申請者とで

事業と申請内容の共有ができておらず、

誰が描いたスキームなのかが

具体的なプラン化の段階で分からない事です。


ある案件では申請者が事業の実務展開や

専門的な手続きに疎い事もあり、

補助金を通し自社のサービスを

導入する事を優先した申請業者が申請後に

事業オーナー様に対するコンサルテーションが

されていないケースもありました。


事業オーナー様はサービスの浸透による

企業価値を上げる為に補助金を充てたいのですが

新事業の戦略目的に沿った店舗作りを

整えておきたいものです。





事業を加速させる申請業者にわかりやすい事業スキームを


ひとつの例を挙げて補助金利用と

事業スキームについてお話しましたが、

上記のケース以上に大変協力的な業者様が殆ど。

オーナー様と働く人そしてお客様とでの

三方良しを実現する為に

より確実で有効な事業展開を行うには

オーナー様自ら描いたスキームで

伝わりやすくすることだと考えます。

申請業者様と共有し

素早く、いいタイミングで

事業がスタートできる一つの要素だと思います。

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